東京都府中市にある「郷土の森公園バーベキュー場」(以下郷土の森)は、都内で本格的なデイキャンプができる貴重な場所です。
最寄り駅からバスで約5分というアクセスも魅力ですが、
何よりの魅力は、都内・無料・予約不要・テントタープOK・焚き火OK(直火は禁止)と、気軽に行ける割には本格的なデイキャンプができるという点です。

都心から近くて、これだけ自由なキャンプ場は珍しいのでは?
それではこの記事では、「郷土の森ではどんな感じのデイキャンプができるのか?」をお伝えします。
郷土の森デイキャンプ基本情報
まずは郷土の森の基本情報からです。
ざっとこんな感じですね。
- 利用料金:無料
- 利用時間:AM8時~PM9時
(火曜日は休園) - 予約:不要
- 焚き火:可能(直火はNG)
- 薪の販売:なし
- テント・タープ:設営可
- アクセス:分倍河原駅からバスで約5分
- 水場・トイレあり
無料で予約不要っていうのが大きな魅力ですね。
「あ、今日デイキャン行きたい!」っていきなり思った時に助かります。
郷土の森バーベキュー場のいいところ
郷土の森のいいところは、 都内・無料・予約不要・テントタープOK・焚き火OK(直火は禁止) という点に尽きます。
ただしこれだけで終わっては流石にアレなので、徒歩キャンパー目線でいいところを深掘りしていきます。
買い出しが楽ちん
郷土の森の最寄り駅はJR線・京王線の分倍河原駅です。
常に徒歩キャンパーの頭を悩ませる買い出しですが、分倍河原駅の目の前には大型スーパーのサミットがあります。
徒歩1~2分といったところでしょうか。

サミットのおかげで大抵の食材・お酒・バーベキュー用品は揃います。
ちなみに郷土の森最寄りのバス停である「郷土の森正門前」の目の前には、郷土の森観光物産館があります。
府中産の野菜やお酒を売っているので、こちらで買い出しという手もありますね。
冷えたビール 日本酒も売ってる 府中産の野菜

物産館は野菜とお酒がメインです。お肉はありませんでした。
テントもタープも焚き火もOK
郷土の森は府中市が管理しているバーベキュー場です。
都内の市町村が管理しているバーベキュー場や公園だと、テントも張れて焚き火もできる場所って結構少ないんですよね。
焚き火ができてもテント・タープが張れなかったり、逆にテント・タープが張れても火気厳禁で焚き火ができなかったり。
そんな場所が多い印象なのですが、郷土の森はテント・タープも焚き火もOKです。
現に私が行ったときは10月頭という秋口の平日だったのですが、6~7割の人がテント・タープを張ってデイキャンプを楽しんでいました。

焚火を楽しんでいる人も数名いらっしゃいましたね。
ただし無料・予約不要という事もあって、管理人さん的な人はいません。
ゆえにキャンプ用品のレンタル・販売などは一切ありません。
当然ながら薪の販売もないです。
ということで郷土の森で焚き火がしたければ、自分で薪を持参する必要があります。

薪を持参するのは徒歩キャンパーには厳しい条件・・・!
近くに薪を販売する「川島商店」というお店もあるのですが、徒歩キャンパーにはちょっと厳しい距離なんですよね・・・


寄り道ってレベルじゃない。
どうしても焚き火がしたければ、ネット通販などで薪を購入して持参する必要があります。
とはいえ都内で気軽に焚き火ができる場所は少ないのでありがたいです。

郷土の森バーベキュー場の残念なところ
都内・無料・予約不要・テントタープOK・焚き火OK(直火は禁止) と、激推しできるポイントが多い郷土の森ですが、唯一と言ってもいい弱点があります。
それは景色が良くないことです。
基本的には「河原のキャンプ場」という雰囲気なのですが、川の向こうは工場っぽい建物があって景観がいいとは言い難いです。


川のせせらぎの音なんかは聞こえるので、落ち着くと言えば落ち着くんですけどね。
郷土の森デイキャンプまとめ
都内・無料・予約不要・テントタープOK・焚き火OK(直火は禁止) のフルコンボの前では、薪が売っていない、景観が良くないというマイナスポイントもかすんでしまいます。
都内で気軽にデイキャンプができるという意味では、80点ぐらいのキャンプ場と言えます。

冬に大量の薪を持ち込んで、延々焚き火をしたいです。
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千葉県の徒歩でも行けるキャンプ場です。すぐそばに日帰り温泉もあり。
