テントやタープを張るときに使うペグ。
いろんな素材や形・長さのものがありますよね。
この記事では「徒歩ソロキャンプ」という、荷物を軽くしたいけど周りの誰にも頼れない状況で選ぶべきペグを紹介します。
徒歩ソロキャンプで選ぶべきペグ
結論から言うと、メインにジュラルミン製のY字ペグ、サブとしてスチールのペグを持っておきましょう。
メインは軽さ重視のジュラルミンYペグ
多くのブログで「最強のペグは鍛造ペグである」と言われています。
私も鍛造ペグが最強であるという意見に異論はありません。
しかし鍛造ペグは重すぎるんです。
メインのペグは多くの本数を持っていく必要があります。
テントの種類にもよりますが、最低でもペグは4本。タープも張るなら10本は欲しいところ。
最強のペグと言われるスノーピークの「ソリッドステーク」(30cm)は1本180gなので、10本持ったらペグだけで2kg近くなってしまいます。

車でのキャンプならまだしも、徒歩キャンパーに2kgのペグは無理です。
そこで私が選んだのがジュラルミン製のペグ。

軽いペグの代表ともいえるのがチタンとアルミですが、チタンペグは高すぎるので選択肢から外します。(ガチのチタンペグだと1本1,000円ぐらいします。)
もうひとつのアルミは軽いですが、強度に多少不安が残るんですよね・・・
そこで登場するのがジュラルミンです。
ジュラルミンはアルミの軽さはそのままに、強度を増した嬉しい素材。
一般的なアルミの硬度が65HB なのに対して、ジュラルミンの硬度は105HB と倍近い硬さを誇ります。
しかも値段もだいぶお手頃で、私が買ったペグは10本で1,200円でした。

ちなみに私がY字ペグを選んだのは、接地面積が大きく、地面に刺されば抜けにくいからです。

サブは丈夫さに特化のスチールペグ
ジュラルミン製のペグは軽さと強度を兼ね備えたバランスのいいペグですが、あまりに固い地面だと刺さらない場合もあります。
そういった場合に備えてスチールペグを用意しておきましょう。

鍛造ペグ:1本180g
スチールペグ:1本100g
スチールペグは、ジュラルミンのペグが地面に刺さらない時に使います。
固いスチールペグで穴をあけて、そこに抜けにくいYペグを刺すイメージです。
こうすることでジュラルミンペグの強度不足を補えます。
「穴があいたところにペグを刺しても意味ないんじゃない?」と思うかもしれませんが、Y字ペグの抜けにくさなら十分効果があります。
徒歩ソロキャンプで選ぶペグまとめ
この記事では「徒歩ソロキャンプで選ぶべきペグ」をまとめました。
メインに軽いジュラルミンYペグ、サブに丈夫なスチールペグ。
この2つをうまく使って、軽量装備でキャンプを楽しみましょう。
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ソロキャンプならペグハンマーも軽量のものを選びたいですね。
